会社概要
COMPANY PROFILE
創業80年以上
長年培ってきた技術と独自設備であなたの生活を支えています
私たち「王子合金株式会社」は、ニッケル高合金の二次加工メーカーとして、お客様の目的や用途に合わせて細分化した製品を生産しています。
母材となる金属は、ニッケル高合金と呼ばれる金属ワイヤー(線)を溶解メーカーから購入しています。
素材は、線径6mm前後のものから、伸線機を使用しお客様の要求される線径まで伸線(金属線を引き延ばす)して製造しています。
ニッケル合金はスマートフォンやゲーム機器、電池、センサー、自動車関連、船舶、火力発電所、電子力プラント及び宇宙航空機関連設備まで、私たちを取り囲む娯楽から重要なインフラまで幅広く使用されています。見た目は単なる金属ですが、ニッケル高合金の持つ特殊な役割が皆様の重要な生活を支えています。
王子合金株式会社では、ニッケル合金(インコネル・ハステロイ・ニクロム・純ニッケル・銅ニッケル・パーマロイなど)30鋼種以上、Φ0.10mmから6.00mmまでの幅広いサイズを扱っています。ニッケル合金はその素材の特性から様々な過酷な環境に使用されているため、メーカーにも非常に厳しい使用が要求されます。線径だけではなく、お客様から要求される個別の仕様で「線」の「引っ張り強さ」や「伸び」などを管理し一品一様の製造をしています。
お客様のご要望をお聞きし、創業以来80年以上に渡って蓄積されてきた弊社独自の技術と設備と団結力でお客様のご要望にお応えし、信用を築き上げてきました。
高合金とは、ニッケルやクロームの比率が高い合金を指す総称です。
王子合金では、これら高合金を長年取り扱い、特性を活かした製品製造を手掛けてきました。
時代の変遷に合わせて生産体制を更新し、現在は、小ロット化や、短納期化にも対応しています。
王子合金は、生産体制の合理化にとどまらず、在庫品の充実、物流体制の整備を含め、これからも幅広いお客様にご愛顧いただけるサービスの提供をしてまいります。
TOP MESSAGE
永久に変わらぬ金属特性と
変わり続ける技術革新に対応する力を磨く
王子合金は溶解メーカーとして創業しました。
戦前からの歴史の中で業務形態を変えながら、現在は伸線素材メーカーとして皆様からご愛顧いただいています。
創業当初は、抵抗材を主に扱っており、つい最近までテレビ・エアコンなどの白物家電の部品として使われていました。現在では、白物家電としての用途はずいぶん減ってきましたが、半導体製造装置・工業用熱処理炉・車載部品・産業用ロボット部品といった、産業機器関連の需要が大幅に増えています。時代が変わり、製品の特性・用途・要求が変化していく中でも、王子合金の製品はあらゆる時代の最先端分野の技術に採用されています。
技術改革は今後もどんどん進んでいくと思われますが、王子合金は時代の変化に臨機応変に対応しつつ、創業以来培ってきた溶解技術に関する知見と、冷間加工技術をもって更なる先の分野に参画していきます。
最先端技術といわれるものもいつかは陳腐化しますが、金属の特性は永久に変わることはありません。王子合金は金属に真正面に向き合い、日々変わっていく時代の要求、あるいはお客様のご要望に積極的に取り組んでいく所存です。製品製造や金属特性での製品開発に関わることは、なんでも気軽にご相談ください。
取締役社長 石塚 勝一郎
常務取締役 石塚信太郎
会社概要
会社名 | 王子合金株式会社 |
本店所在地 | 〒101-0036 東京都千代田区神田北乗物町11番地 TEL:03-3255-5252 FAX:03-3255-5253 |
設立年月日 | 1936年8月1日 |
代表者 | 取締役社長 石塚勝一郎 |
資本金 | 1,000万円 |
従業員数 | 43名(2023年2月現在) |
事業内容 | 1)電子用ニッケル・ニッケル合金の製造販売 2)銅ニッケル合金電気抵抗材の製造販売 3)電気発熱体ニクロム及び鉄クローム線・帯の製造販売 4)超耐熱耐酸合金の製造販売 5)JISステンレス鋼の線及び帯の製造販売 6)特殊用途用合金の製造販売 7)上記に付帯する事業の経営 |
主な仕入れ先 | 大同特殊鋼株式会社 日鉄ステンレス株式会社 東北特殊鋼株式会社 日本高周波鋼業株式会社 古河電気工業株式会社 Aperam Alloys Special Metals VDM Metals |
主要取引先 | ローム株式会社 京セラ株式会社 パナソニック株式会社 三菱マテリアルトレーディング株式会社 大同興業株式会社 住友金属鉱山株式会社 株式会社古河テクノマテリアル 田中貴金属株式会社 東芝ライテック株式会社 順不同 |
取引銀行 | 三菱東京UFJ銀行 池上支店 りそな銀行 東京中央支店 みずほ銀行 八重洲口支店 |
土地及び建物 | 1)小田原工場 土地:4,538㎡ 建物:3,351㎡ 2)小田原第2工場 土地:436㎡ 建物:432㎡ 3)小田原第3工場 土地:1,565㎡ 建物:912㎡ |